韓国語で「欲しいです」はどう言う?基本表現と使い分け

韓国語で「欲しいです」と伝えたいとき、どの単語を使えばいいか迷うことがあります。よく使う表現やシーンごとの使い分けについて確認していきましょう。
갖고 싶다の使い方と例文
「欲しいです」と言いたいとき、最もよく使うのが「갖고 싶다(カッコ シプタ)」です。これは「持ちたい」という意味で、「物が欲しい」ときにぴったりの表現となります。たとえば、友人に「そのペンが欲しい」と伝えたいなら、「그 펜이 갖고 싶어요(ク ペニ カッコ シポヨ)」と言います。
また、推しグッズやコンサートグッズなど、実際に手に入れたい物についても「갖고 싶다」を使って表現できます。日常会話では、「갖고 싶어요」を使うと丁寧な印象を与えるので、初対面の人や年上の相手にも安心して使えます。
원하다との違いと注意点
「원하다(ウォナダ)」も「欲しい」と訳されますが、ニュアンスに違いがあります。「원하다」は、何かを強く求めたり、願ったりするときに使います。たとえば、目標や夢など抽象的なものに対して「欲しい」と言う場合です。
しかし、日常会話で物が欲しいときは「갖고 싶다」が自然です。「원하다」を使うとやや硬い印象になり、場合によっては大げさに聞こえてしまうこともあるため、シーンに合わせて使い分けることが大切です。
필요하다と탐나다の表現もチェック
「필요하다(ピリョハダ)」は「必要だ」という意味で、「欲しい」と近い場面でも使われます。たとえば、「新しいスマホが必要です」という場合は「새 핸드폰이 필요해요」となります。欲しい気持ちより「必要性」が前に出る表現です。
一方、「탐나다(タムナダ)」は「うらやましい」「すごく欲しい」といった強い気持ちを表します。たとえば、友達のグッズを見て「私もそれ欲しい!」と思ったとき、「나도 그거 탐나!」と使うことができます。ニュアンスの違いを意識して使ってみてください。
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推しやアイドルに「欲しい」を伝える韓国語フレーズ

推しやアイドルにグッズやサインが欲しい気持ちを伝えたいとき、どんな韓国語フレーズが適しているのでしょうか。シーン別にポイントをおさえて使える表現を紹介します。
推しグッズが欲しい時の言い方
推しのグッズを手に入れたいときは、「~이/가 갖고 싶어요」をよく使います。たとえば「このグッズが欲しい」は「이 굿즈가 갖고 싶어요」と言います。
また、SNSなどで「推しのフォトカードが欲しい」と投稿する場合は、「최애 포토카드가 갖고 싶어요」となります。ショップでスタッフに「この商品が欲しいです」と伝えるときも「이 상품이 갖고 싶어요」で気持ちが伝わります。
サインやメッセージが欲しい時の韓国語
イベントやファンミーティングなどで「サインが欲しい」と頼む場合、「싸인 받고 싶어요(サイン パッコ シポヨ)」がよく使われます。「받다(パッタ)」は「もらう」という意味なので、「싸인」を主語にすると自然です。
メッセージが欲しいときは、「메시지 받고 싶어요」と言えばOKです。推し本人やスタッフに丁寧にお願いするニュアンスで使えます。簡単な表にまとめます。
欲しいもの | フレーズ |
---|---|
サイン | 싸인 받고 싶어요 |
メッセージ | 메시지 받고 싶어요 |
コンサートチケットが欲しいと伝えたい場合
コンサートやイベントのチケットが欲しいときは、「티켓 갖고 싶어요(ティケッ カッコ シポヨ)」や「티켓 필요해요(ティケッ ピリョヘヨ)」が使えます。特に「必要」というニュアンスを強調するなら「필요해요」が便利です。
また、SNSで「チケット譲ってほしい」と呼びかける場合は、「티켓 필요하신 분 연락 주세요(チケットが必要な方、連絡ください)」といった表現もよく見られます。状況に合わせて使い分けてください。
韓国語で「したい」はどう表現する?応用フレーズ集

「したい」と自分の希望を伝えたいとき、韓国語ではどんな表現を使うのでしょうか。基本の文法から推し活に役立つ例文まで見ていきましょう。
~고 싶다の文法と使い方
「~したい」は韓国語で「~고 싶다」を使います。たとえば「行きたい」は「가고 싶어요」、「食べたい」は「먹고 싶어요」となります。これは「~したいと思う」という気持ちを丁寧に表現できます。
また、友達同士で「一緒に遊びたい」と言う場合、「같이 놀고 싶어요」と使うと自然です。動詞の語幹に「고 싶다」をつけるだけなので、いろいろなシーンで応用しやすい表現です。
旅行やイベントで使える「したい」例文
韓国旅行やコンサート参加の際、「~したい」を使う場面は多いです。たとえば、現地で「写真を撮りたい」は「사진 찍고 싶어요」、「おいしいものを食べたい」は「맛있는 거 먹고 싶어요」となります。
イベント会場で「推しに会いたい」「ハイタッチしたい」と言いたいときは、「만나고 싶어요」「하이터치 하고 싶어요」など、願望を素直に伝えられます。簡単なフレーズを覚えておくと、旅行や推し活がさらに楽しくなります。
推し活で「~したい」と伝える韓国語
推し活では、「応援したい」「一緒に写真を撮りたい」など、さまざまな「したいこと」が出てきます。たとえば「応援したい」は「응원하고 싶어요」と表現できます。
また、「一緒に写真を撮りたい」は「같이 사진 찍고 싶어요」となります。推しへのメッセージやSNS投稿でも使えるフレーズなので、シーンにあわせて活用してみてください。
韓国語の願望表現をもっと使いこなすコツ

希望や願望を表現するフレーズを知っていると、気持ちをより具体的に伝えることができます。ここでは便利な言い回しや使い分けのコツを紹介します。
~だったらいいのにの言い方
「~だったらいいのに」と願うときは、「~면 좋겠다」を使います。たとえば「チケットが取れたらいいのに」は「티켓이 있으면 좋겠어요」と表現できます。
また、「推しに会えたらいいな」は「최애를 만나면 좋겠어요」となり、叶ってほしい希望をやわらかく伝えるのにぴったりです。
必要だと伝える필요하다
「필요하다」は「必要だ」の意味で、物や条件が欠かせないときに使います。たとえば「この本が必要です」は「이 책이 필요해요」となります。
また、推し活で「応援グッズが必要です」と強調したい場合も「응원 굿즈가 필요해요」と伝えられます。「欲しい」よりも客観的な必要性を伝えたいときに便利です。
依頼や強い願望を表すフレーズ
「~してほしい」「~をください」とお願いしたいときは、「주세요(ジュセヨ)」を使います。たとえば「サインをください」は「싸인 주세요」となります。
もっと強く願う場合、「꼭 받고 싶어요(必ずもらいたいです)」など「꼭」をつけると気持ちが伝わりやすくなります。相手やシーンによって丁寧さを調整すると自然です。
まとめ:韓国語で「欲しいです」「したい」を使いこなして推し活をもっと楽しもう
韓国語で「欲しいです」「したい」と伝える表現は、推し活や韓国旅行をもっと充実させてくれます。場面や気持ちに合わせて言い方を選ぶことで、自分の思いがしっかり伝わります。
基本のフレーズやシーン別の使い分けを覚えると、韓国語でのコミュニケーションがいっそう楽しくなります。ぜひ今回紹介した表現を活用して、推しへの気持ちや願いを自信を持って伝えてみてください。
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