韓国語で「食べたい」ってどう言うの?シーン別使い分けと発音のコツ

韓国ドラマやアイドルの配信でよく耳にする「食べたい」という言葉。実はシーンによって使い分けや発音のポイントがあります。推しや友達との会話でも役立つので、ぜひ覚えてみてください。
韓国語で「食べたい」の基本表現
韓国語で「食べたい」は「먹고 싶어요(モッコ シポヨ)」と表現します。このフレーズは基本的な「~したいです」という意味を持つ「-고 싶어요」の形を使っています。「먹다(モクタ)」は「食べる」という意味なので、それに「-고 싶어요」がつき、「食べたいです」という丁寧な表現になります。
発音のコツとして、「먹고」は「モッコ」と日本語のカタカナ読みで覚えておくと良いです。また、会話の中でよく使われるので、聞き取りやすいフレーズのひとつです。親しい友達や推しの配信など、日常的な場面で使われるので、まずはこの表現をしっかり覚えておきましょう。
推しに「食べたい」気持ちを伝える韓国語フレーズ
推しのVライブやファンサイン会で「食べたい」と気持ちを伝えたいとき、そのまま「먹고 싶어요」と言っても伝わりますが、少しアレンジすることでさらに気持ちが伝わりやすくなります。たとえば「〇〇와(과) 같이 먹고 싶어요(〇〇と一緒に食べたいです)」と名前を入れると、より特別な印象になります。
また、SNSなどでコメントする場合は、もう少しカジュアルに「〇〇 같이 먹고 싶다(〇〇一緒に食べたい)」と表現するのもおすすめです。状況や距離感に合わせて、フレーズを使い分けると、推しにも好印象を持ってもらえるかもしれません。
「食べたい」を丁寧に言いたいときの韓国語表現
年上の方や初対面の相手、フォーマルな場で「食べたい」と伝えたいときは、より丁寧な言い方が求められます。この場合、「먹고 싶습니다(モッコ シプスムニダ)」を使います。これはビジネスの場やイベントなど、かしこまったシーンでよく使われる表現です。
また、目上の人や先生におすすめを聞いてから「(それを)食べてみたいです」と丁寧に言いたい場合も、「먹고 싶습니다」と伝えることで、相手に礼儀正しく気持ちを伝えられます。丁寧な表現を覚えておくと、どんな場面でも安心して使えます。
「食べたい」を使うときのポイントとニュアンスの違い

韓国語の「食べたい」は、使い方や言い方によってニュアンスが少しずつ変わります。友達同士で話すときや、目上の方への丁寧な表現など、シチュエーションごとに適切な言い方を覚えておくと便利です。
フランクに伝える「食べたい」の韓国語
親しい友達や同年代の相手には、もっとラフな言い方を使ってみましょう。たとえば「먹고 싶어(モッコ シポ)」は「食べたい!」というフランクな表現です。語尾の「요(ヨ)」を省くことで、よりカジュアルな雰囲気を出せます。
また、とくに仲の良い友人には「아 배고파, 뭐 먹고 싶어?(ああ、お腹すいた、何食べたい?)」のように自然な会話で使うのもおすすめです。自分の気持ちや、相手の意見を気軽に伝えられる表現なので、日常会話でぜひ使ってみてください。
丁寧な場面で使う「食べたい」韓国語表現
会社の先輩や先生の前では、やはり丁寧な言い回しが好まれます。前述の「먹고 싶어요」や「먹고 싶습니다」はもちろん、もう少し遠回しに「혹시 이것을 먹어도 될까요?(もしかしてこれを食べてもいいでしょうか?)」と聞くと、相手に配慮した印象になります。
特に韓国の文化では、相手への敬意を大切にする傾向があります。したがって、フォーマルな場では直接「食べたい」と言うよりも、「食べてもよいですか」と質問形式で伝えることで、より丁寧さをアピールできます。
若者言葉や流行語で「食べたい」を伝える方法
韓国の若者の間では、「먹고 싶다」を省略して「먹고파(モッコパ)」と言うこともあります。SNSやチャットでよく使われ、親しみやすさや軽いノリを表現できます。
また、好きなものを強調するときには「완전 먹고파!(本当に食べたい!)」のように「완전(ワンジョン)」や「진짜(チンチャ)」などの強調語を添えて使うのも流行っています。若者言葉を覚えておくと、推しや同世代とのコミュニケーションがさらに楽しくなります。
推し活や友達との会話で役立つ「食べたい」韓国語例文集

ここからは実際の会話で使える「食べたい」に関する韓国語フレーズや例文を紹介します。推し活や友達との食事の約束、SNSでのやりとりにもすぐに活用できます。
一緒にご飯を食べたいときの韓国語フレーズ
推しや友達と「一緒にご飯を食べたい」と伝えたいとき、以下のフレーズが便利です。
- 같이 밥 먹고 싶어요(カチ パプ モッコ シポヨ)=一緒にご飯を食べたいです
- 우리 같이 밥 먹으러 가요(ウリ カチ パプ モグロ カヨ)=一緒にご飯を食べに行きましょう
このように「같이(カチ)」は「一緒に」という意味なので、色々な表現に応用できます。友達や推しとの距離を縮めたいときにぴったりです。
何かおいしいものが食べたいと伝える韓国語
「何かおいしいものが食べたい」と言いたいときは、次のフレーズが使えます。
- 맛있는 거 먹고 싶어요(マシンヌン ゴ モッコ シポヨ)=おいしいものが食べたいです
- 오늘 뭐 맛있는 거 먹을까?(オヌル モ マシンヌン ゴ モグルカ?)=今日は何かおいしいものを食べようか?
「맛있는 거(マシンヌン ゴ)」は「おいしいもの」という意味です。日常会話で頻繁に使われるので覚えておくと便利です。
推しに差し入れしたいときの韓国語表現
推しに手作りやお菓子などを差し入れしたいとき、また、どんなものが好きか聞きたいときは、以下のような表現が役立ちます。
- 무엇을 먹고 싶어요?(ムオスル モッコ シポヨ)=何を食べたいですか?
- 이것 드셔보세요(イゴッ トゥショボセヨ)=これを召し上がってみてください
丁寧な言い回しを使うことで、相手への気遣いも感じてもらえるでしょう。推しへのプレゼントや差し入れのときにおすすめです。
「食べたい」以外にも使える韓国語の便利フレーズ

「食べたい」以外にも、推し活や旅行で使える韓国語のフレーズはいろいろあります。ここではよく使う便利な表現を紹介します。
「食べてみたい」と言いたいときの韓国語
新しい料理や、話題のお店のメニューに興味があるときは「食べてみたい」と言うのがぴったりです。韓国語では「먹어보고 싶어요(モゴボゴ シポヨ)」と表現します。「보고 싶어요」は「~してみたい」という意味なので、さまざまな動詞に応用可能です。
たとえば「한국 음식 먹어보고 싶어요(韓国料理を食べてみたいです)」のように、具体的な食べ物を入れて使うと会話が広がります。
「もっと食べたい」を韓国語で表現する方法
何かを食べて「もっと食べたい」と感じたときには「더 먹고 싶어요(ト モッコ シポヨ)」を使います。「더(ト)」は「もっと」という意味です。
また、さらにカジュアルに「더 먹고 싶어!(もっと食べたい!)」と語尾を変えてもOKです。友達同士の会話や、おかわりをお願いするときに便利なフレーズです。
おすすめを聞きたいときの韓国語フレーズ
初めてのレストランやカフェで「おすすめは何ですか?」と聞きたいときは「추천해 주세요(チュチョネ ジュセヨ)」を使います。
また、「어떤 메뉴가 맛있어요?(オットン メニューガ マシッソヨ?)」=どのメニューがおいしいですか?と聞くのもおすすめです。旅行や食事のシーンで役立つので、覚えておくと安心です。
まとめ:韓国語で「食べたい」をマスターして推し活や旅行をもっと楽しもう
韓国語で「食べたい」という表現は、友達との会話だけでなく、推し活や旅行先でも大活躍します。シーンや相手に合わせて、丁寧な言い方やカジュアルなフレーズを使い分けることがポイントです。
今回ご紹介した基本表現や例文、若者言葉などを覚えておけば、韓国のポップカルチャーやアイドルとのコミュニケーションもより充実します。ぜひ実際の会話やSNSで使って、韓国語での交流を楽しんでみてください。
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